2010年11月26日金曜日

ICE CUBE rapperと映画

最新の情報に寄れば,「FRIDAY」でお馴染みのICE CUBEのメガホンによる新作映画が、つくられているらしい。ストーリーは、丸腰の私服警官の物語らしいが、N.W.A.時代「Fuck a Police」で、気を吐いていた頃より、かなり人間的成長を、遂げたのだろうか。いまやHollyWoodのセレブになっている。所謂Rapperの映画出演は、WILL SMITHを筆頭に、挙げていけば、きりがないが、一部を ここに記してみよう。(Rapper主演のEMINEM=8mile、50cent=Get Rich or DieTryin'などは省きます。)
SNOOP DOGG=「BONES」(吸血鬼モノで昔の黒人バンパイア、ブラキュラ的つくりになっている。)
ICE CUBE&ICE-T=「Trespass」(進入禁止と銘打った2人ICE名義の競演が、要?)Cubeの初主演「BOyZ'n'The Hood」は、CUBEを監督活動へ、誘ったジョン・シングルトンの作品。
TUPAC  SHAKUR=「JUICE」を皮切りにJANET・JACKSONと競演の「Poetic Justice」「Gridlock’d」「Avobe The Rim」などなど、2Pacに関していえば、かなりの数の作品にでている。
DMX=「The Fast  and The Furious=ワイルド・スピード2」Bowwowは、3にも。Jaruleは、1に。
JaRule&Klupt=「沈黙の艦隊シリーズ」のスティーヴン・セガール主演の「DAKKAN」                               T.I.&Common=「AmericanGangster」は、Jay-zにalbumをつくらせるまでに到った作品。
L.L.Cool.J=「Deep blue」「S.W.A.T.」などなど、                                  ミュージシャンの映画出演(カメオ=顔見世出演も含む)は、昔からあったようだ。よってRapper自ら映画を撮ってしまう
現象がおきている。カメオの最たるものに「BatMan Mrフリーズの逆襲」に一瞬Coolioがでているのを知っていたであろうか?
ミュージシャン最多出演作品としては「ブルース・ブラザーズ」がある。御大J.B.をはじめアレサ・フランクリン、レイ・チャールズなど錚々たる人たちがでているミュージカル映画である。(BluesBrothers2000には、Erykah Baduも出演)。ICE-Tは、「JM」というキアヌ・リーヴス主演のSFものにIce Cubeは、「アナコンダ」でjennifer Lopezと競演。そのキアヌ・リーヴス主演の「Matrix」にでていたNEO役にあこがれ改名したNe-yoの新作アルバム「Libla Scale」は、映画仕立ての3部作の第一弾になるらしい。またLudacrisは、無類の映画好きで、アルバムにも「Theater of minds」とか「オースチンパワーズ」で使われてたテーマ曲をサンプリングするほどだ。
このように(映画「カー・ウォッシュ」のリメイクをつくったDr.Dre,Snoopを筆頭に)「JUICE」公開当時のサントラ先行型シーンの中にあっってHIPHOPと映画は、きってもきれない関係性を持ったものとおもわれる。追随する映画で「Mo'Money」「MenaceⅡsociety(ポケットいっぱいの涙)」(=McEightがでていた。)もサウンドトラックありきの映画だった。さきほどリリースされたIceCubeのbestでおもいだしたので今回は、映画のお話になってしまったwその前のBESTは、タイトルが「ICECUBE in The Movie」だったと記憶している。音楽活動以外の演技を垣間見て取れる、このRAPPERinTheMovieを堪能するのも音楽ファンならではの楽しみ方ではないか?ここに記したもの以外にも この手の映画は、枚挙に暇がない。是非映画館で、楽しんでほしい。

2010年11月22日月曜日

Gangstarr

U.K.という国は、どこまでミクスチャーが、好きなのだろう?このGangStarrの1曲を 聴いても
原曲の面影は、どこにもない、なんだかお洒落になっているのだ。

UKremix→   http://www.youtube.com/watch?v=PqaZhB5TzL0
  Original→   http://www.youtube.com/watch?v=eyyfPwGQJ4

この頃3強といわれていたのは、Eric.B&Rakim, EPMD,そしてGangstarr。Eric.B&RakimのPaid in fullなんかは、DJ Coldcutの手によるインド人オフラ・ハザの声を交えたU.K.remixのほうが、有名になっている。 http://www.youtube.com/watch?v=I1Jm_O2HtdI
「もうオレの財布なんか札束で、パンパンになってるぞ」とライムするPaid in fullの歌詞も英国好み?
貧富の差が、世界一(だとおもうが、このままだと日本も;)激しい英国人にとっては、痛快だったのだろう。ぼくが滞在していたときは、PUNKのクラブでJamesBrownのSexmachineが、かかっていたし、当時フロアを沸かせていたのが、Frankie goes to hollywoodとGrandmasterFlash&The furious five(White
lines=のちにDuranDuranやキングギドラのカバーで有名に。)そしてなんとチャールズ皇太子と同名のPrince Charles&CitybeatbandのMORE MONEYだった。http://www.youtube.com/watch?v=HvfjxXliegs
やたら、FUNKYである。金、ギャング、ドラッグ=は、Funkmusicにとっては、かかせない要素だったのだろう。EPMDにいたっては、グループ名が、Eric & Parith makes Dollarの略である。いまになってみるとMJより先に逝ってしまったJ.B.やGangstarrのMC Guru(のちにJAZZMATAZZを結成)は、もうこの世にはいない。そしてPEが、国家権力に物申した後のスパイク・リー作品(デンゼル・ワシントン主演でチャーリー・パーカーがモデルだったともいわれる)「Mo'better Blues」では、このGangstarrが(Dj Premierの食指は、JAZZへと向かっていた。)ずばり#Jazzthingというタイトル・ソングを披露。ここからミドル・スクールのJAZZねた路線が、始まった。http://www.youtube.com/watch?v=2AYZvqcGKV8この執拗なまでのJAZZねたの音源の集め方、ライムにもJAZZ playerを網羅して、それ以降の流れをつくった。これは、当時Roy ayersなどのガラージをモチーフにしていたA Tribe Called Questにも影響を与え、全ては、英国でのACID JAZZ等のブームを広げる結果へとなっていった。アメリカ発祥→UKでのREMIX→本国で、再燃の図式は、いまも健在である。Gangstarrは、以降もあくなき音楽への探求としてHard to Earn(儲けるのも楽じゃねー)やDaily Operationなど実験的な方向へHIPHOPを導く。。。。

余談だが、CultureclubやDead or Alive,Ultla VoxのHitは、全て日本のPRDたちが、仕組んだものである。。。。

2010年11月3日水曜日

CASH MONEY RECORDS 

サウス・ラップ(サウスバウンド)。。という言葉は、’98あたりのニューオーリンズ発 MASTER-P率いNO LIMIT軍団の出現によって、メジャーなものになったであろうか?現在は、牧師活動をしているミラーズさん=MASTER-Pの映画「I GOT HOOK UP!」で、いやおうなしに、その勢いを見せ付けていたサウス・ブームは、’00あたりのCASH MONEYの出現で、確実なものになっていた。その概要は、JUVENILEの#I GOT THAT FIREのヒットによって、大阪のDJBENKEI氏の手によるCDJアルバムCASH MONEY MILLONAIRESというオムニバスを創らせる事態に!。あまりのリリース量の多さにNO LIMIT RECORDSと混同するくらいの荒唐無稽さ、実にメロディアス&攻撃的ビート、ライムの金持ち自慢スタイル、これこそがサウス!である。(彼らが、BLING BLINGブームの火付け役だったというのは、紛れもない事実だ。)いちばんの大ネタBOBBY BROWNのWHITNEY HOUSTONとのDUET(ダメ亭主の面目躍如??w) #SOMETHING IN COMMONを大胆に使ったJUVENILE#A MILLION AND ONE THINGもかなり音楽ファンを頷かせる佳曲である。しかしこれ 蓋をあけると いまでこそPRDで有名になっているMANNIE FRESHと親族にあたるB.G.=BABY(BARDMAN)たった2人による画策だった。寄って構成員は、名義が違えどほとんど同じメンバーであった。BIG TYMERS,HOT BOYS,JUVENIL,LIL WAYNE!!!!!!!ほかDRAMA ,TRICK DADDYなどSOUTHブームは、ブルーズ、JAZZの街、ニューオーリンズから発信された。当時MASTER-Pは、不気味に牛の声をまねるUGHHHHHHHH!という表記しづらいwフレーズを流行らせU.S.全土にその名前をとどろかせていた(SNOOP DOGGも一時は、NO LIMITの看板ラッパー)だが、このCASH MONEY軍団は、ジュエリーのピカピカ光る様をBling Blingというキャッチーなフレーズで表現し対抗。 当時HIPHOP BAR(といっていいのか?BLACK MUSICのかかるカウンター・バーw)をやっていた友人DJ、Yくんが、飲みに行ったその朝、お好み焼き屋で一言「これからは、HOT BOYSが、くるぞ!」と叫んでいたのが、懐かしい。
いまや、USを代表するロック・スター的RAPPER LIL WAYNE,カトリーヌ沖大地震で、多くの音源を失くしてしまっても尚アルバム・リリースを続けたJUVENILE,一時P-DIDDYのBAD BOYS REBELに避難w?していたBARDMAN(BABY)等は、全てこのCASH MONEY RECORDS出身である。
しかし、Souljah Boy Tell.Com(西のIce-Tにボロカスいわれたので変名)Rick Ross ,Gucci Mane,Wacka F
rocka Flameなどサウスの進軍は、今でも続いている。自らKingを冠したT.I.(かれもTIPだったのだが、Q-TIPとカブる為、変名)などは、本当にキング・オブ・サウスになってしまった。
MANIIE FRESHなる音楽職人は、東からJAY-Z,西からは、U.G.K.チカーノからFrankie Jを招き
それぞれHITさせている、数すくない僕の敬愛するRAPPERだ。
そして’10 新たな展開として今までの路線と打って変わったRAPPER DRAKEをデビューさせている。JAZZ&BLUESの街が、新たなHIPHOPの路線をうちだしている。実に頼もしい話ではないか。

2010年11月1日月曜日

you tube効果=techno Rockの場合

まず、このPVをみていただきたい。というか今回、音楽業界に於ける、Youtubeの重要性を
語ろうとおもう。


http://www.youtube.com/watch?v=_9MCbsdCLhI


これは、日本のテクノ・ユニット(中田ヤスタカ と こしじまとしこ のUNIT)


Capsuleの#starry skyという曲に Daft PunkとBeastie Boy
をMIXさせたMash Up Versionである。原曲が、スカスカなのはいいが、Vまではまってる!

しかも、でどころしらず。一般の音楽ファンからの投稿とあって、capsule PRODUCER DJ

中田ヤスタカ(あのーこのひとPerfumeとかやってるひとですw)自身も後々、このMash Up Version

を知らなくて、いたく感心したそう。で、これのおかげで原曲をつくりかえたそうな。


現場で、さぞ役にたったろう。もう2,3年前になるが、youtubeの影響力は、ここまできてしまった

ことに感心してしまう。MIXTAPE流出に、つづき新たなVisionであると、思う。

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