サウス・ラップ(サウスバウンド)。。という言葉は、’98あたりのニューオーリンズ発 MASTER-P率いNO LIMIT軍団の出現によって、メジャーなものになったであろうか?現在は、牧師活動をしているミラーズさん=MASTER-Pの映画「I GOT HOOK UP!」で、いやおうなしに、その勢いを見せ付けていたサウス・ブームは、’00あたりのCASH MONEYの出現で、確実なものになっていた。その概要は、JUVENILEの#I GOT THAT FIREのヒットによって、大阪のDJBENKEI氏の手によるCDJアルバムCASH MONEY MILLONAIRESというオムニバスを創らせる事態に!。あまりのリリース量の多さにNO LIMIT RECORDSと混同するくらいの荒唐無稽さ、実にメロディアス&攻撃的ビート、ライムの金持ち自慢スタイル、これこそがサウス!である。(彼らが、BLING BLINGブームの火付け役だったというのは、紛れもない事実だ。)いちばんの大ネタBOBBY BROWNのWHITNEY HOUSTONとのDUET(ダメ亭主の面目躍如??w) #SOMETHING IN COMMONを大胆に使ったJUVENILE#A MILLION AND ONE THINGもかなり音楽ファンを頷かせる佳曲である。しかしこれ 蓋をあけると いまでこそPRDで有名になっているMANNIE FRESHと親族にあたるB.G.=BABY(BARDMAN)たった2人による画策だった。寄って構成員は、名義が違えどほとんど同じメンバーであった。BIG TYMERS,HOT BOYS,JUVENIL,LIL WAYNE!!!!!!!ほかDRAMA ,TRICK DADDYなどSOUTHブームは、ブルーズ、JAZZの街、ニューオーリンズから発信された。当時MASTER-Pは、不気味に牛の声をまねるUGHHHHHHHH!という表記しづらいwフレーズを流行らせU.S.全土にその名前をとどろかせていた(SNOOP DOGGも一時は、NO LIMITの看板ラッパー)だが、このCASH MONEY軍団は、ジュエリーのピカピカ光る様をBling Blingというキャッチーなフレーズで表現し対抗。 当時HIPHOP BAR(といっていいのか?BLACK MUSICのかかるカウンター・バーw)をやっていた友人DJ、Yくんが、飲みに行ったその朝、お好み焼き屋で一言「これからは、HOT BOYSが、くるぞ!」と叫んでいたのが、懐かしい。
いまや、USを代表するロック・スター的RAPPER LIL WAYNE,カトリーヌ沖大地震で、多くの音源を失くしてしまっても尚アルバム・リリースを続けたJUVENILE,一時P-DIDDYのBAD BOYS REBELに避難w?していたBARDMAN(BABY)等は、全てこのCASH MONEY RECORDS出身である。
しかし、Souljah Boy Tell.Com(西のIce-Tにボロカスいわれたので変名)Rick Ross ,Gucci Mane,Wacka F
rocka Flameなどサウスの進軍は、今でも続いている。自らKingを冠したT.I.(かれもTIPだったのだが、Q-TIPとカブる為、変名)などは、本当にキング・オブ・サウスになってしまった。
MANIIE FRESHなる音楽職人は、東からJAY-Z,西からは、U.G.K.チカーノからFrankie Jを招き
それぞれHITさせている、数すくない僕の敬愛するRAPPERだ。
そして’10 新たな展開として今までの路線と打って変わったRAPPER DRAKEをデビューさせている。JAZZ&BLUESの街が、新たなHIPHOPの路線をうちだしている。実に頼もしい話ではないか。
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