2012年4月30日月曜日

New Order と LilJon



'80年代初頭NewOrderというロックバンドが(元JoyDevision)の画期的4つ打ちナンバーを発表した。#BlueMonday(英国人らしい怠惰なマンチェスターサウンド=憂鬱な月曜日*) http://www.youtube.com/watch?v=KSGWsmR4ipM&feature=fvst である。リズムマシーンと効果音で、構成された、その反復音楽=ミニマル・ミュージックは、デカ箱DISCOでがんがん、かかっていた。ROCKで がん踊りするバブリーな時代だった'80初頭。このオリジナル・U.K.ハウスは、以後伝説となる。上のジャケットは、その後のNewOrderで、タイトルは「Waiting For The Sirens'call」で日本語バージョンもある#Krafty:phones reallity remix (エレクトロに近いMIX) http://www.youtube.com/watch?v=Qwjpu_XGG3c(こちらは日本語バージョン)→http://www.youtube.com/watch?v=_uBHkVdXoCQ に受け継がれている。さて、昨今R&Bといえば大体4 ビートである。そして、ロック色も強い。Crunk Beatを流行させたのは、マイアミ・ベースをJarmaine Dupriらと、組んでいたLil Jonだ。向こうではエナジードリンクをだしていて、その名も「Crunk Juice」。現在流行っている
4つ打ちR&Bの源流を辿ればマイアミ-ベースに突き当たるが、その後クランクとよばれるビートが発生。そのビートの変遷を紐解くとするならクランクの波及は、LilJon£The Eastside Boyz の登場以降になる。ずっとやってたマイアミ・ベースをよりハードにしたクランク・ビート一辺倒でとおしてきた男がLilJonである。 #Get Crunk(LilJon曰く「Crunkは、黒人のPUNKなんだよ」と語っていた)
http://www.youtube.com/watch?v=Tsc4GWgZ-e4   や#What U Gon'do (やや8ビート気味か?w http://www.youtube.com/watch?v=1jyk4YkvCJ8&ob=av2n  や#Get Low では、YingYangTwinsとやっている。    http://www.youtube.com/watch?v=Dl8X7fqOUQo   極めて普通のハウスよりBPMが遅い*。しかもハウスが立てのりなのに対してクランクは、少し揺れている。ここがクランクとHouseの相違点だろう。このCrunk Beat提唱者Liljonは、PRD作業もできるひとで その頃のR&Bも、ドラムのスネアにあたる後打ちのクラップ音はMIXしやすいように同じBPMであった。代表曲といえば、Usherの#Yeahhttp://www.youtube.com/watch?v=Hy-5d4r_6Y8であろうか?これは立派な4つ打ちになっている。 U.K.では、’80で、すでに4ADレーベル(バウハウスなどがいたPUNKのレーベル)がハウス・シーンの煽りを浴び、M.A.R.R.S.というチームで#pump Up Volumeを、 http://www.youtube.com/watch?v=B87snXgV7Pgそして、このトラックを使った#Cult of Snapという曲を'90にリリースしたドイツのSNAPというユニットもあった。 http://www.youtube.com/watch?v=_CUCy0vY0CQ
前者は、軽くMIXものの曲だったが、これをRAPでのせたSnapは、一時ブームになっていた。時代の流れだろうかSnapバージョンのほうが重厚感がある。話をCRUNKにもっていこう。  クランク・ビートは、ハウスともレゲトン・ビートともよく合うしかるに盛り上げ番長PITBULLともやっている、これはレゲエ・ナンバーとして扱われていた。#Culo 
http://www.youtube.com/watch?v=D2N7POlWaEE
枚挙に暇がないので、次回 もうすこし 深く掘ってみよう。

Chris brownの#Run Ithttp://www.youtube.com/watch?v=0VRL5znzd9QやCiaraの#Goodies http://www.youtube.com/watch?v=teB9twb5su4もクランク&Bとよばれていた。
*joyDevision時代ボーカルのIanCurtisの自殺が、起因ともされている。
*B.P.M=Beats a per minute [1分の間にどれだけクラップがはいっているかの度数]


2012年4月21日土曜日

東京ロッカーズ

前回は、日本のPUNKシーンというよりは、現在もバンドで、活躍されている 石井聰互→何度も改名されている=石井監督 に、的を絞ってシーンをかたりましたが、大阪人として、東京ロッカーズというMOVEMENTを書き連ねていきます。 当時、その同人誌、CHANGE2000を発行されていたサチホさん=のちのゼルダ。に手渡され、まず、目にはいったのが、 LIZARD=(The Stranglersのj,j,Barnell prdの元、リリースした)や、あのPLASTICSそしてFRICTION=坂本龍一prdで、リリース。 手渡されたのが、PUNKシーンの坩堝だった京大西部講堂で。しかし、日本のpunkは、その潮流の早さ故、すぐテクノにとってかわったので、 ぼくが、行った時は、平沢進のP-Model=UKのXTCにインスパイアされてらしたか?とかFrictionは、生でみました。それの流れでシュール系、ヒカシュー、突然ダンボールなど 面白いバンドが、ぞろぞろと。どっからどこまでが、東京ロッカーズかわかりませんが、、そういうなら九州のThe Modsなんて、これがPUNKだ!なんて思わずやってらっしゃったから、PUNKなのにThe Modsだったんでしょうね。この辺が黎明期でしょうかね?もっというと京都のタクタクでやっていた村八分。とか頭脳警察とかは、別格でしたね。いまの秋葉原のバンギャル風婦女子=こっちは、婦女子。。。が、ここぞと、こぞってLIVEにいましたね。
と ここで大阪にもPUNK BANDはいました、当然!まずINU,少年ナイフ、はなたらし、ラフィンノーズ、PHEW,アント・サリーさんなど。音源は、御自分のyoutubeで、探してみてください。ちょっと最近youtube勝手に使っていいのかという疑問も生じたのでw
大阪、京都の皆さん、同期をふくめ、名前でなかったバンドのかた、すんません。思い出せない。
そして、東北が、産んだコルホーズ育ちのTHE STALIN(爆裂都市のなかでINUの「飯食うな!」の
アンサー・ソング「飯食わせろ!」まで、つくった愛すべきPUNKのおっさん遠藤ミチロウさんは、のち
数々のフォロワーをうみ、仙台では、亜無亜危異=のちロック・バンドに改名=The CLASHにインスパイア、などなど、売れてしまったのでCHANGE2000にはのってなかったけど。
つまりは、東京ロッカーズという動きの中で全国で鬩ぎあっていたのが、'80JAPANESE PUNKなんでしょうね。はなたらし の 山塚アイ→山塚Eye、現ヤマタカ EYEさんは、DJになってます。


多くの日本の、この時代のPUNK ROCKERどもに BIG UP!です。:追記 PLASTICSやFRICTIONなどは、N.Y.帰りだったんですねー。このPUNKブームのUKとのリンクもおもしろいですね。現地だと
断然RAMONESや、N.Y.DOLLSだったらしいです。BLONDIEとかね。。

2012年4月19日木曜日

外人の方が、youtubeなどで、勘違いなさっているようなので、今回は、日本のPUNK!

石井聰互監督との出会いは、17の時場末の映画館でみた「狂い咲きサンダーロード」であった。当時まだ無名だった小林棯侍、山田辰夫さんなどが、でており、山田さん扮する仁(ジン)が、ブレーキの踏めない足をひきずりバイクを走らすという破滅的なエンディングで、虚しい気持ちが、かえって、その映画を印象づけた。あとでデビュー作は「高校大パニック」(浅野温子さんのデビューともなりライフル銃をもった生徒が、校舎に立て篭もるー「数学できんで、なにがわるかとー!」がキャッチコピーとなり話題だった)だったのを知った。サンダーロードでは、Panta&Halや The Mods,泉谷しげるさんの歌が流れていた。それからレコ屋に行ってLPを買っていったのを、憶えている。大パニックから始まる、石井監督の作品は、当時の学園紛争や全共闘などの思想とは、なにも関係なくて ただただ暴力と反抗というシンプルなアイコンを掲げていた。松田優作さんと 館ひろしさんの「「暴力教室」ひいてはジェームス・ディーンの「理由なき反抗(Rebel without a pause)同名タイトルのpublic enemyのアルバムもある)」のようなものだっただろうか?
そして本格的PUNKSのバイブルたりえる東京ロッカーズに対抗する「めんたいROCK」と呼ばれていた陣内孝則のザ・ロッカーズやルースターズが、合体=(石井監督は、バトルロッカーズと命名)主演をとったパンク・ミュージカル仕立ての「爆裂都市(バーストシティ)」に発展する。CG の波及していない時代その視覚的効果をスピードと早回しによって近未来感を醸し出していく、その手法は、のち塚本晋也、三池崇史監督に、受け継がれて行く。。。バーストは、全て福岡原発でロケ(皮肉なものです)冒頭シーンは、当時人気のコラムニスト戸井十月氏の運転するサイドカーの横でINUの町田町蔵(現 康)が、吠え都心にむかってネオンの残像が、延々続く斬新なものだった。The Stalin,泉谷しげる、麿赤児、平口広美 などカウンターカルチャーのメッセンジャーが、ぞろぞろでていた。この頃は、黄金期だったのだろうか?のちの浅野忠信さん主演の弁慶牛若丸の対決を描いた「五条霊戦記」は、殊更、マニア向けにつくられている。僕は、大体、映画を観る指針に、その監督をチェックする。ひたすらモノクロで金属と格闘する塚本晋也監督の「鉄男」が、タランティーノと共同でリメイクされた。忍玉乱太郎は、三池崇史監督で実写化したという。映像美と効果音の果てしなき探求心には、驚かされる。これは、ひとつのイデオロギ=イシイズムといってもいいのではないか?「爆裂都市」は、海外での評価もたかい。通常は、バーストシティというのだろうか?制作は、石井監督率いるダイナマイト・プロダクションである。勿論、黄色とピンクの蛍光色で飾られたサウンドトラックは、今も、ぼくのレコード棚に眠っている。。。。。。

2012年4月12日木曜日

EMINEM

殊更、仲の良いRAPPERといえば、50centと盟友EMINEMだろう。#Like Toy Soldiers http://www.youtube.com/watch?v=lexLAjh8fPAリリースの際、50に「いくらレコード会社のいいなりになってしまってるオレらかもしれないが、このリリックは、危険だ!お前は、狂ってるよ」という助言もきかずにリリースしてしまう。
彼らは、毎晩のように、どういう曲をもっていったらいいのか、話合っていた。RHYME アニマルの見本である。2人ともRAPのスキルが、ずば抜けていて、より多くのストーリーを表現できるRAPPER 2人ゆえのワーカホリックぶりだったのか?DREの手に寄る#Guilty Conscience(EMINEMが、コンビ二強盗をしようとしてるところに「やめときな」というDRE,2人が織り成すショートストーリー)
http://www.youtube.com/watch?v=Yyr_0_islKI&feature=fvstで、火がつき#My Name Is http://www.youtube.com/watch?v=sNPnbI1arSE で、とうとう'00のグラミーRAP部門で、受賞してしまった。DR.DREが、その早すぎるRAPと、自虐的 いや なにかアイロニカルなリリックに惹かれたのか、このデトロイトの一不良少年Martial Mothers(EMINEMとは、イニシャルがM&Mだといいにくいので、それが、M&M →EMannem→EMINEMとなった)を 売り出したのだ。当時仲の悪かった妻 KIMをdisる様なことをRAPし、離婚していたり娘のヘイリーをCDにださせたり。。。  *1stLPのジャケットは、妻の死体を海に沈めて処分するときの絵が、描かれてる。Vannila Ice http://www.youtube.com/watch?v=3x7URWDGI3U&feature=fvst
元New Kids On The BlockのMarky mark http://www.youtube.com/watch?v=Obupvycd8kYの黒を目指しているワナビーいわゆる猿真似とは一線を画し、オリジナル・シットをDROPし続ける男、それが、EMINEMだった。なんといっても2ndの#Stan(のアイディア=PVをご覧アレ)(EMINEMの熱狂的信者が、やがてストーカー行為をおかし、自殺する)  http://www.youtube.com/watch?v=Obupvycd8kYB が、白い局面かとおもえばSnoopDoggのヒット作のVer2 #B**** Please PT2http://www.youtube.com/watch?v=Zml-DEh-4rEにいたっては、白黒のギャップが、感じとれないほど彼のスキルはNiggaそのものであった。そして3rdは、映画「トゥルーマンショー」を文字って「EMINEM SHOW」というタイトルでだされた。#White America http://www.youtube.com/watch?v=RZIzD0ZfTFg や#Busienss http://www.youtube.com/watch?v=RZIzD0ZfTFg快進撃は続く。
続くアルバム UNCOREが、ポシャルまで。。。。。



しかし 母親同様、極度の睡眠薬依存症に、陥った彼の表情は、鋭さを失くして行く。Akonとの
#Smack That http://www.youtube.com/watch?v=Obupvycd8kYB このPVを見てもらえれば、一目瞭然。RE-UPという50centも迎えたアルバムでも、ジャケットは、かれのイラストになっている。カットされたのが、前回UPした#You Don't Knowである。長い闘病生活の後、ようやくSlim Shady(かれの愛称)の新作が、DR.DRE prdのもと、でたのが、'10のRECOVERY(全快)なのである。そこには、睡眠薬漬けや、病的なリリックは、一切ない。PINKとThe Rootsをフィーチャーした#Won't Back Down(LIVEです。)http://www.youtube.com/watch?v=7phvk9uzjjw「そう もう以前のおれじゃない!

そして「なにも恐れるものはない。おれらは、進み続ける」と若年層へのメッセージ的曲
#Not Afraid     http://www.youtube.com/watch?v=j5-yKhDd64s
で、いままで下世話で、クレージーなEMをすべて葬り去ったのである。50cent の助言もあってか、完全復活を果たしたEMINEM。フレッシュスクーラーB.O.B.などは、EMINEMのフックをまねていたらしい。いわばEMINEM childrenであろう。これからも増え続けるであろうフォロワーそして、
様々な依存症のひとへ、この#Not Afraidを聴くことで勇気をもらえるかもしれない。

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