2011年6月18日土曜日

もっともHIPHOPらしくないHIPHOP PART=2

KRUSH POSSE(のちにDJ KRUSHとMC MUROで個別に活動)なるユニット(詳しくはウィキペディアを参照してほしい)が、存在しなければ、いまの日本のRAP的なものは、生まれ得なかったと 筆者は、感じている。タイトルは、PART=2だが、今回は、とくにASIAのHIPHOPについて語ろう。なんとASIA(インド、パキスタンも含めて)でのHIPHOP先進国は、実は、インドネシアなのである!!!!タイもそのひとつ。写真は、上左が、NEOというグループ、上右が、IWA-K(アイワ・ケイと読むらしい)どちらもインドネシア産カセットテープ。そして、ポニー・キャニオンから正規日本版CDをだしているマレーシアのタレントNAJIP ALI(ナジフ・アリ)、タイでは、Joey Boyという国民的人気者がいる。いずれも’90だ。フックなどは、彼らの母国語に英語も公用されているので自然にでてくる。そして東京でも牧瀬理穂の旦那さんであるTERIYAKI-BOYZのDJ NIGO以下4MC(M-FLOのVERBLを含む)などが、USの市場に食い込む有様だ。今のK-POPの潮流は、KOREAN RAPの台頭からもよみとれる。これら英語圏側のRAPはさておき、なんとも日本ぽいRAPとなると般若なのである。女お笑い芸人鳥居みゆき の ギャグでも 「ジブラ!いえええええクレバ!いえええええ シーモ のおおおおおお!」というフレーズが出てくるほどだが、般若は、入ってない。毎年B-BOY PARKにでてるのにもかかわらずだ。武道館で、「妄想族だ!コノヤロオオオオ」と長渕剛のフロントアクトで、感極まったか叫んだそうだ。全然日本人じゃないか?DA-YO-NE,まいっか などと1発あてたのは、EASTENDxYUKIだが、お粗末すぎた。書き出しのKRUSH POSSEなどとは程遠い歌謡曲なのである。キングギドラ擁するFUTURE SHOCK REBEL(Urbarian Jim)のZeeblaとYou The Rock★のラジオ「NIGHT FLIGHT」で、素人のころの般若心経なるMCが電話で出演、その後有名になっていったのが妄想族。その後のエポックは、DragonAsh ft ラッパ我リヤのDEEP IMPACT(ロックバンドなのにToo$hortの名曲のトラックをうまく使っていた。http://www.youtube.com/watch?v=N1Isc1Lb_VMあたりだろうか?のちに降谷建志ことKJと
Jay-Z x NasのようなDis合戦になるキッカケをつくったキングギドラのZEEBLAが、#Street Dreams  http://www.youtube.com/watch?v=Kowqn-JdwWUで メンバーのK-Dub ShineとDis合戦を繰り返していたBuddha Brand(Dev-Large)やRhymeser(メンバーの宇多丸は、PerfumeのPVにカメオ出演) 、雷家族(You the Rock★)などを まとめあげようとしたのも
彼自身N.Y.でのKRS-ONEとの邂逅があったからではないだろうか?

そして市場的にも、数々のフォロワー(ウタタダヒカル、KREVA DragonAsh  Tokyo No.1 Soulset ハルカリetc)を 産んだ名曲は、SDPx小沢健二(元フリッパーズ・ギター)の「今夜はブギーバック」http://www.youtube.com/watch?v=HSQNaXBjA5c =     ’94(Diamond D&The  Phycotic NeuroticsのSally Got A  One Track Mind http://www.youtube.com/watch?v=b5vIvkfziUU  のトラック使用)だろう。一時期こんな現象を RAPしていた いとうせいこう氏は、内地人(日本受けのよい側)と外地人(海外受けの良い側)に、分けていたのを 思い出した。PUNK時代の亜無亜危異を彷彿させる ラッパ我リヤの#Do The Gariya Thingで締めくくろうhttp://www.youtube.com/watch?v=AHXFiFGZ4dg

1 件のコメント:

  1. つけくわえておきます。このPINKの文字の間に、うっすら見えるリンクは、youtubeのURLです。興味のあるかたは、そこをクリックしてみてください。~♪

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