2012年1月8日日曜日

T-painと オートチューン

去年のクリスマスに、リリースされたアルバム「Revolver」も好調な、この男。2005年Zomba Recording からデビュー。「RAPPA TERNT SANGA」(つまりは、ラッパーなのに歌ってみた的な)が、ロングヒット(特にUKチャート)というか# I'M SPRUNG  http://www.youtube.com/watch?v=rxRvDpF2FDA&ob=av2e
と#  I’M N LUV ft  Mike Jones(WIT STRIPPER)http://www.youtube.com/watch?v=JewKH5ugU6s (本当に故郷フロリダのストリップ嬢に恋してしまったらしい)の2曲が、1年近くもチャート上位にとどまっていた。ここからオートチューン(ボコーダーともいい音程を勝手に調節してくれるイコライザー的なもの)再ブームが、はじまったのである。

もともとシンガーの歌唱力を高めるため、音程をあわせられるようにつくられたオートチューンを RAPもできて、歌唱力もある彼が、使いだしたのが、斬新だったわけで、過去ZAPPというファンク・バンドが、トレードマークにしていたのが、そのボコーダーである。彼の斬新さは、地声とオートチューン・ボイスを重ねているところにあるが、わかりやすいのが、この曲。Zappの#More Bounce To The ounce(この頃は、 TalkBoxなどと呼ばれいまどきのオートチューンより性能は劣っていた)  http://www.youtube.com/watch?v=lK6wOG_aDl8 そしてレジェンドにも、なった 2PacとZappのリーダーRoger の#California Love
http://www.youtube.com/watch?v=uWbXQQG9B6c&feature=related  (この曲にいたっては、ハウスしかきかない友人が唯一Rapとしてみとめているナンバー)を 聴いていただければ 「あーこの音!」と認識していただけるかと思う。
そして、更に爆笑をうむエピソードが、なんとCalifolnia Loveをなぞってか、出身であるフロリダ州タラハシをレペゼン。    僕としては同じフロリダ出身のFlo-Rida(そのまんま表記でフローライダと読ませる)の#Low http://www.youtube.com/watch?v=CIEW5asEHF4 (邦題「今夜はロウロウロウ」)もなかなかのお国自慢だとおもうが、感極まってか 2nd Albumでは、のっけから#Tallahassee Love http://www.youtube.com/watch?v=L6xCuAWpP20    という曲からはじめている。プロデューサーとしては前回のファレル・ウィリアムズが、ドラムを基調としているのに対し、ラッパーでありながらメロディーを多彩に操る歌心満載なシンガ-兼ソングライターそれが、T-Painであるといえようか。 以後数々のヒット曲を産み出し、彼の才能は開花していく。(もうひとりのシンガーをフィーチャリングしてるかのごとく別名義の自分をクレジットのftのあとに付記してたり。) 
そして、かのJay-ZにD.O.A.#http://www.youtube.com/watch?v=3EWruiIjBmoで「オートチューンには、うんざりだ!」といわせてしまったり Snoop Doggが、口にボコーダーのパイプをくわえながら歌っているPVが、印象的な
#Sensual Seduction http://www.youtube.com/watch?v=Y1PVmANeyAg&ob=av3eを リリースしたりして(それもそのはずSnoopは、無類のSoul Funkオタク)ネクストレベルに達するなど大物ラッパー達にも影響を与えていき、シーンは、大きくオートチューンありきの時代を迎える。

3rdアルバム「Thr33 Ringz」では、ついにサーカスの団長に扮装している。ここで、T-Painのベスト1だと 筆者が、勝手に思っているLudacrisとのナンバー#Chopped N Skrewed (チョップトは、DJの基本技で2枚の同じレコードをカットイン、カットアウトでワンテンポずらしてかける手法、スクリュードは、B.P.M[ピッチ、回転数]をやたら下げてお化けのような声にしてかけるヒューストンのDJ Skreweの技)
をUPしときます。http://www.youtube.com/watch?v=QtP6arjZmzI&ob=av2e(DJ Skreweは他界していてビデオには、マイアミのDJ KHAREDがでてくる。)映像もすばらしい美メロなナンバー。
そして本作「Revolver」が去年(彼が気の利いた男でもあるのは、おしなべて財布の紐がゆるむクリスマス・シーズン毎にリリースしているところ。かなりの戦略家)がリリースされた。蔓延したオートチューンと4つ打ちで、ハウスと化した昨今のR&Bシーンにあっても、臆面なくRogerTroutonmanの死後、そのファンクネスを継承するかのように作り続ける。それは彼が決して、あざといヒットメーカーなどではなく屈指のR&B愛好者であるということを述べておく。
もはやロックスター的アイドルLilWayneとならべて称されるアメリカの国民的アイドルである。

その証拠に蛇足だがBabyBash ft Pitbullの#OUTTA  CONTROLをUPさせていただきます。「LiLWayneやT-Painのように・・・」とうたわれているから。http://www.youtube.com/watch?v=QtP6arjZmzI&ob=av2e 尚、彼に関しては、ストイックにならざるをえない程、エピソードが、あったんですが。割愛いたします。では。。。

1 件のコメント:

  1. 新譜では、ノリノリなナンバーばかりかとおもいきや、いいうたはいってました。ft Lily Allen &Wiz Khalifa
    で5 0’Clockです。http://www.youtube.com/watch?v=noLrCDzAp5M&ob=av2e

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